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第14回「善竹兄弟狂言会」 ~狂言「釣狐」 「仁王」~

2016年06月20日 (月) 06:48
第14回兄弟狂言会

第14回「善竹兄弟狂言会」~釣狐 仁王~

【日時】7月10日(日)午後2時開演 午後1時15分開場
【会場】大槻能楽堂(大阪市中央区上町A-7)
(06)6761-8055  
大阪市営地下鉄谷町線
「谷町4丁目」駅下車南へ徒歩5分
【料金】
一般前売券 4,000円 一般当日券5,000円
学生券   2,000円(前売当日共)
各券に500円追加で座席の指定が出来ます。
公演前日までに大槻能楽堂事務所(06)6761-8055へお申込下さい。
【お問い合わせ お申込】
 大蔵流狂言善竹会(078)822-3948
 大槻能楽堂(06)6761-8055
【発売所】
大槻能楽堂 大蔵流狂言善竹会
ローソンチケット 《Lコード》 54027

【番組】
「釣狐」
前シテ(伯蔵主)後シテ(狐)善竹 隆司
  アド(猟師)茂山 正邦


「仁王」
(博打打甲)善竹 隆平 (博打打乙)茂山 茂
(立頭)  茂山 良暢 
(立衆)山口 耕道 上西 良介 道下 正裕 上吉川徹 小西 玲央
【あらす
「釣狐」(つりぎつね)
 
老狐は、猟師に狐の一族がことごとく捕られてしまうのを憂い、狐狩りをやめさせようと猟師の伯父である伯蔵主に化けて意見に向かいます。那須野原の玉藻前「殺生石」の昔物語を語り、狐は執心の深い恐ろしいものなので、決して狐狩りをする事のないよう説得すると、やがて猟師も納得し狐狩りをやめる事を約束します。安堵した老狐は喜び勇んで帰りますが、捨てさせたはずの罠を見つけます。そのおいしそうな餌を見て我慢ならず、老狐は本性を現します。
大蔵流狂言・現行曲約180曲の中で、極重習曲の狂言最高曲として大切に扱われます。
 
 
「仁王」(におう)
 
負け続きの博奕打が財産を失ってしまい、失地回復の一計を案じ、仲間の博奕打を尋ねます。二人は仁王が降臨されたと村じゅうをふれて廻り、信心深い人々から供え物をだまし盗ろうと画策します。やがて一人を装束や小道具で「仁王」に仕立てて、待ち構えていると、大勢の参詣人がやってきて、それぞれ供物を供えて願いをかけます。
博奕打ちが「仁王」に化けるために、寸分も動かずに参詣を受ける所が楽しい狂言です。

 

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